記者会見レポートの最近のブログ記事

「"きょうだいげいにん"面白かったよ」と人に言うと
いつも"兄弟芸人"と勘違いされるのですが
否、否、"京大芸人"ですよ。


昨日、高学歴漫才コンビ、ロザンの菅広文さんが
相方・宇治原史規さんを主人公に書いた
小説『京大芸人』(10/30発売)の
出版記者会見&サイン会が開かれました。

1116_01.JPG

近頃は芸人本ブームで"自伝的小説"ものが多い中、
ロザンの場合は相方のことを書いたという
今までにはなかったパターン。
はじめはどちらを主人公にするか、
出版社サイドでも意見がまっ二つに割れたそうですが
宇治原さんの「そらお前が見た俺の方が一番わかりやすいんじゃない?」
というアドバイス(?)によりこのかたちに決まったそう。
高校で二人が出会って友達になり、一緒に芸人を志し、
宇治原さんが京都大学、そして菅さんが大阪府立大学に進学、
そして芸人になるまでが描かれています。
宇治原さんが一年間で京大合格に至った
驚異の(でも頑張れば真似できる)勉強法も必読。
"小説"というかたちではありますが
「ゼロからのウソはないです。基本は全部ほんまです」とのこと。
だとしてら、すっごい信頼関係で
結ばれてるんだなと伝わってくる内容です。

菅さん曰く
「めちゃめちゃ映画化を狙ってました。
芸人特有なのかもしれないんですけど、
映像を浮かばせながら書いてましたね。
読んでる人の頭の中で画が浮かぶように書こうと
努力したつもりです。
狙いは・・・はまるんじゃないかなと(笑)」。
エッセイではなく小説にしたのも映画化を意識して。
ちなみに「僕の役は小池徹平さんにやってもらいたいです。
宇治原の役は豊川悦司さん。この際、年代とか関係ない」。

特に書いておきたかったエピソードを伺うと
「竹中さんという吉本のものすごいえらいさんが
"がんばって一緒に仕事しよな"って言うてくれたのに
こいつ(宇治原)が無視したのが、僕的にたまらなく面白かった。
そういう人間性のヤツなんで、なんとか笑いに変えたいっていうのは
10年ぐらい思ってました」。

書きたい放題書かれた宇治原さんの感想は?
「爆笑でした。読みやすかったですね。
菅本人のこと書くより僕のこと書いた方がおもしろいんちゃうかなと。
戦後始まって以来の宇治原ブームなんで」。

その"空前の宇治原ブーム"を受けて(?)、
発売から約2週間で販売部数5万部を突破したそうです。

さて気になるのは続編のこと。

「まじめな話、芸人として何も成し遂げてないんで、
芸人になってからのことを書くのがめっちゃ嫌やったんです。
だから芸人になるところで終わろうと始めから決めてました。
(続編は)多分一生書かないと思います」。

うむ、潔いね!

さらに芸人としての「終わり」はないからという意味だとしたら
またかっこよろしいな。


記者会見の後
ジュンク堂なんば店さんにてサイン会が開催されたのですが
前もって150枚準備されていたサイン会の整理券は
受付が始まってすぐに予約でなくなったそうです。
大阪に先立ち、東京、名古屋でも開催されて、
同じような現象が起きた模様。

1116_02.JPG
サイン本を見せてもらいました。ちゃんと名前も入れてくれるんですね。


サイン会に参加できなかった方に朗報。
西宮ガーデンズ(11/26オープン)のHMVさんにて
11月28日またまたサイン会が行われるそうです。


菅広文『京大芸人』
1,470円/講談社
http://moura.jp/bungei/kyoudai/


(井)


別冊『Lmagazine Art 京阪神アートブック』発売中!

ご購入は コチラ

京阪神を中心としたカルチャー情報誌『Lmagazine(エルマガジン)』のスタッフブログです。本誌に載せきれなかった情報、実際に行ってきましたよレポート、取材のウラ話、記者会見情報、というかどうでもいい日誌、など、エルマガスタッフが気まぐれに載せていきます。

※掲載している画像の無断転用・転載は堅く禁じます。

★ご意見、ご感想、「この取材のこぼれ話を聞きたい」「このイベントの様子が知りたい」などのリクエストは コチラからどうぞ

全てのブログ

2009年9月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

アーカイブ