2009年12月アーカイブ

街角のイルミネーションもはじまり、いよいよクリスマス間近。
そして冬は、北欧デザインが身近に感じられる季節ですね。
素材や色に暖かみがあり、どこか懐かしいと感じるデザインは
冬の家のなかを明るくてあったかい雰囲気にしてくれます。

なんだかおしゃれだけど、はるか遠い国...と感じている北欧が、
ちょっと身近に感じられる展覧会がはじまりました。

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場所は京都・二条城の近く[ギャラリー モーネンスコンピス]の3階。
ものづくりをしている方にはおなじみの、ワークショップやイベントが
たくさん開催されているギャラリーです。

"frö ー たね 〜スウェーデンにある島・Ölandから〜 /emiri sowa + niklas johnson"
長ーいタイトルですが、スウェーデン在住のテキスタイル作家・曽和恵美里さんと、
木工職人(のたでまご)のニコラス・ジョンソンさんの、日本ではじめての展覧会です。

スウェーデンの自然いっぱいの島、エーランド島にある小さな手仕事の学校[カペラゴーデン]で
テキスタイルと木工を学んでいるお二人です。

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島にあふれる自然をモチーフにしたテキスタイルのプリントは、
そのまま布に描いたような大胆な図柄と、落ち着いた色合わせで、
はなやかで、あたたかな雰囲気があります。
窓からの差し込む冬の光もあたたかく感じられます。
部屋の中で過ごす時間が長い北欧の冬、
だからこそ、素敵なインテリアファブリックが生まれるのですね。

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クッションやバッグ、ポーチなど小物もかわいい。
これは綿花のモチーフでしょうか?

曽和さんとニコラスさんがコラボレーションした作品もあります。
木材の色とテキスタイルがよく合って、やわらかい雰囲気です。

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また、お二人が撮影した、エーランド島の暮らしを紹介する写真も展示されています。
色がとても美しくて、スウェーデンの澄んだ空気を感じます。

[カペラゴーデン]は、木工とテキスタイルのほかに、陶芸とガーデニングの
コースがあり、学んでいる学生の国籍や年齢もさまざまです。

ここでは、基本的に自給自足。
木工科の生徒が作ったテーブルや椅子を使い、テキスタイルの生徒が織ったマットに、
陶芸科の生徒が焼いたうつわで、ガーデニングの生徒が収穫した野菜をいただく、
といった具合。
それで暮らしに必要なものはほとんどまかなえるそう。
これはすごいことですよね。

実は以前、北欧を旅した際、私はこの学校を見学し、
その、「すべて手を動かして、暮らしに役立つものを作る」という考え方に
正直とても驚き、手仕事が持つ大きなパワーを感じたのでした。

素敵なデザインのウラには、骨太で、筋の通った作り手の思いがあるのですね。

今回の展覧会で、北欧デザインのすばらしさと一緒に
そんなことも感じていただけたらなぁと思っています。

この展覧会は12月13日(日)まで(あとわずかです!)
詳細はLmaga.jpのイベントカレンダー、またはモーネンスコンピスのHPへ。


そして、「Lmagazine」「西の旅」で連載を持っていたデザイナー・セキユリヲさんが
いまこの学校で学んでいます。
[カペラゴーデン]の日々のなかで暮らしながら感じたこと、
小さな発見や貴重な体験を、セキさんの目線から伝えてくれるブログもあります。
ぜひのぞいてみてください。

デザイナー・セキユリヲの留学通信 北欧の手仕事を学ぶ
http://blog.magazineworld.jp/casabrutus/seki/


(キタジマ)